麻生首相が弱小派閥の悲哀を味わうことになっているが、派閥闘争こそが政権維持のエネルギーなどという時代は大勲位の首相時代で終わっている。
これでは、自民党が与党を維持することなど、夢のまた夢だ……
さて、本題。
民主党・鳩山党首の個人献金について、故人からの献金、本人が了解していない献金の問題。
鳩山由紀夫(62) 民主党代表 「個人献金少なく、大変」経理担当の虚偽どう響く(産経iza 7/1)によれば、虚偽記載は2005(平成17)〜08年の4年間で約90人で193件、総額2177万8000円ということを本人が発表。
その理由として、鳩山への個人献金が少ないので秘書が勝手に水増ししたもので、原資は鳩山の資産とした。
要するに、見栄をはった、ということになるのだが……
匿名献金が突出 鳩山代表、5年で2億3千万円(朝日新聞 7/1)などで、自民総裁、民主党代表クラスの大物政治家と比較しても突出して個人献金が多かったことで、理屈が崩壊している。
これを「代表自ら問題があると認めた上で説明責任を果たされた。わたし自身は納得している」(民主・岡田幹事長)→産経iza 7/1とはとてもいえまい。
まあ、普通に考えれば、大口献金(限度額をこえるような)か、やましい献金を架空名義で処理したと見るだろう。
実際問題として、政治家として満足に活動するためには、現状の公的な政治家への待遇では不十分である。とにかく資金を集めなくてはいけないのは事実であるから、大物政治家たるもの、叩けば埃は出るものだ。
結局、自民党のいうとおり、個人献金だろうと企業献金だろうと、“汚職”とは関係ないということになる。どんな制度を作っても、使うのは人間だ。
問題の根幹は政治には金がかかるのに、それが十分に補償されていないということに尽きるのだが。
ただ、鳩山の“言い訳”はあまりに稚拙。
その上、かつては秘書の任命責任だとか、団体の運営責任だとかを追及していたのに、自分のこととなると掌を返すダブルスタンダードは見苦しい。
マスコミも含めてだが、その厚顔ぶりにはおそれいるとしかいえない。
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